update2001.4.17 桂（カツラ）の木
月曜日に三頭山で見た桂の木の葉っぱは、ハートの形をした可愛らしい
ものでした。木の枝にたっぷりとハートをくっつけて、
透明感のある薄緑色に赤銅色の葉脈がうっすら浮かんでいました。
幼い木、伸び盛りの木、老いた木とそれぞれに同じハート形の葉をつけていました
桂の木のそばにいると、甘い香りがするらしいのですが
その香りにはまだ、近づけないでいました。
「香り香り・・」と騒いでいる所へは
漂ってこないのかな・・。
どうもこの頃、木を眺めると擬人化してしまう。
懐のふかーいふかーい（深いってこと）人間に見えてくる。
それに比べて自分があっぷあっぷしているように思えてくる。
あせってはいけない。
まだまだなのは当たり前なんだから。
良い加減で行こう、自分のことを枠で囲んだり途中でまとめてしまわないように、
あせらない、道草・寄り道だって自分らしさの表れだ・・・。
気づくことの積み重ね。
桂の木は湿気の多い土地を好むので、山の中でも川のそばにいます。
それが、街路樹として道路と歩道の間に窮屈そうに植えられているのを見たとき
街路樹として植えるに適した樹木をもう少し考慮してもらいたいなあと思いました。
樹木にだって向き不向きはあるのです。
人のように住みやすい場所を求めてすぐに移動するなんてできません・・。